あなたの意見は
『ピラミッド』で簡単に伝わる
こんにちわ!
最近70%ココアにハマってるひのきです🌲
今回紹介するのは、
50万部突破のベストセラー『1分で話せ』を手掛けた伊藤洋一さんが贈る『1分で話せ』第2弾!
『1分で話せ② 超実践編』
- 話がずれて伝わっている気がする
- 話がよく分からないと言われる
- LINEやSNSを使ったコミュニケーションが苦手
”相手に伝わらない”
解決するコツお教えします!!
世界のトップが絶賛したどんなときでも確実に結果がだせる
話し方・伝え方・聞き方とは?!
その真相がここに!!
▽こんな人に読んでほしい▽
この本の魅力
ピラミッドができれば
あの人も、この人も、一発で理解してくれる
本のジャンル : コミュニケーション
詳 細 : わかりやすい話し方の仕組みと実践方法
『ピラミッド』とは
まず前おきとして、
「ピラミッドでなんだよ!!」
って過激派の読者のために軽くピラミッドについて説明します。
~ピラミッドとは~
筋が通っていてまとまりのある考え方(ロジカルシンキング)を行うための基本的な考え方です。
ピラミッドは1つの結論と、結論を支える3つの根拠で構成されており、この考え方ができていれば、会話を分かりやすく、ロジカルに整理できるとされています。
本書ではこの、ピラミッドを使って具体的にコミュニケーションをスムーズにとるにはどうすればよいのか。という点で進んでいきます。
本の内容
本書では、様々なシチュエーションでスムーズに会話を進めるための手段として
後ほど紹介する”ピラミッド”というを考えを駆使した手法が紹介されています。
『超実践編』の名のとおり、会社での上司や会議中での会話や、
- 「話がよく分からない」と言われる人の特長
- 報連相がうまく伝わらない人が実践すべき話し方
など、図解や具体的な会話例が多く、本が苦手な方でも楽に読破できるような内容でした!
- なぜ、その行動をとろうと思ったのか
- なぜ、相手はそういう風に思ったのか
自分の、相手の、考え方を共有するにはピラミッドが必須
話に筋が通って、いかにも”できるビジネスパーソン”みたいに話ができるので、よく「話が分かりづらい」と言われる人にとって、一度は試してる価値がある。そんな内容です。
*読み終えた頃には、「ピラミッドすげー!!」と気づかぬうちにピラミッド信者になっている可能性があるのでご注意ください
▽同著者が手掛けた書籍のレビューはこちら▽
コミュニケーション成功の鍵『ピラミッド』
もう少し、詳しくピラミッドについて見ていきましょう。
具体的にピラミッドで物事を考えると以下のようなメリットがあります。
- 話がロジカルに説明できる
- 頭の中で内容を整理できる
- 根拠が3つもあるので結論に説得力が生まれる
結果として、話し方、伝え方、聞き方どれをとっても確実に分かりやすくコミュニケーションをとることができます。
たとえば、
Q. あなたのオススメの牛丼屋を教えてください
という問いに対し、
A. Y屋の牛丼が1番オススメ
という回答でピラミッドを組み立ててみます。
このピラミッドでは”安い”・”早い”・”うまい”の3つの根拠を軸に「だから私はY屋の牛丼がオススメだ」を結論を出しています。
- 安 い … ワンコインで食べられる
- 早 い … 3分で着丼
- うまい … 肉が柔らかくて、タレの染みたごはんが絶品
根拠が3つもある分、説得力も感じますよね。
こんな感じで、1つの結論と3つの根拠を考えるだけで、
他のお店ではなくY屋の牛丼がいい理由をあっという間にロジカルに説明できます。
話がわからないと言われる原因
がんばって細かく伝えたのに、
「よく分からない」と首を横に傾げられたことはありませんか?
話が伝わりにくい要因として「結論がない」「言い切っていない」ことが挙げられます。
「それは分かったけど、結局なにが言いたいの?」
あなたが言いたいことはなんとなく分かる。だけど、つまりどうしたいのかが分からない。
例えば、会社の上司から
「来週東京から、わざわざお偉い方が来るから、
お昼ごはんどこのお店に行くか決めておいて」
とお願いされたとき、以下のような懸念点を思いついたとします。
- 当日は雨
- 来客はイタリアンが好きらしい
- この間、友人といったイタリアンはカジュアルすぎた
- お酒はあまり強くはないらしい
- 予算は控えめで
- 静かに話せる個室がいいかも
- このあたりだと、駅チカのお店が少ない
この膨大な量の懸念点をそのまま上司に報告しても、
「当日は雨で足元が悪いし、駅チカでよいお店がないんですよね。来客はイタリアンが好きらしいけど、私が知ってるイタリアンの店はカジュアルすぎるし…。尚且つ個室で値段も手ごろなところとなると、なかなか難しいですよね」
このままだと、つまるところ何が言いたいのか分からず
だからどうしたいの?
と相手が困ってしまいます。
相手が本当に伝えてほしいのは、きっと
「私はこのお店がいいと思うんです。
なぜならこうで、こうでこうだからです。」
と、自分の考えを踏まえた”結果”どうしたいのか。ということ。
実際に「結論を言う」だけならば簡単です。
その結論に、数ある情報から自分がその結論を出した根拠がしっかりしていれば、無下に却下されることもないでしょう。
伝えるには、相手に対する敬意を持って話すことも大事ですが、
自分が何を最も相手に伝えたいのか明確にしていないと相手に接していないと、
相手も正確なアドバイスも返事もできず、お互いに?の状態になってしまいます。
否定を恐れるな
否定されたらどうしよう…
ぼくもよく否定されることを恐れて他人に合わせたり、曖昧な回答でお茶を濁してきました。
自分の意見が間違ってたらどうしよう…
あきられたらどうしよう。。。
しかしこの本を読んで、
自分の意見を”提案”することは悪いことではない!と気持ちが楽になった気がします。
ピラミッドで物事を捉えることで自分でも改めて情報を整理できるので、あやふやだった自分の意見に自信を持てました。
何より大事なのは、自分の意見を相手に伝えること
相手の反応にビクビクしていた状況も、自分に自信を持てる分だいぶ楽になります。
ビクビクしてるより、堂々としてる人のほうがかっこいいですもんね
実際に試してみての感想
最後まで本を読んでいると、
ピラミッドすげー!!!
自分でも簡単にできそう!と謎の無敵感を感じ始めますが、
実際に「いざピラミッドで物事を考えてみましょう!!」となると意外と難しい内容でした。
例えば、朝出かける前に家族から
今日傘持ってでかけたほうがいいよー
と言われたとき、即座に根拠を3つも考えて、
大丈夫!
天気予報は60%の確率で雨って言ってたけど、街中はそんなに歩かないし、荷物になって邪魔だから傘はいいや!朝の段階で雲もあまり出てなかったから、降ってもすぐ止むだろうし
なんて、いちいち言わないですよね。
きっと「傘は邪魔だから持ってかない」だけで済ませる人が大半だと思います。
日常的に根拠を3つも考えるなんてやってないから、いざというときに根拠が思いつかない…なんてことになるんだと思います。
普段から、ニュースなどの情報を自分なりに「こうで、こうで、こうだからこうなのかなー」と考える習慣をつけるべきですね。
意識しないとなかなか慣れない考え方。
だからこそ、やってる人とやってない人で差が生まれやすいのかなと感じました。
まとめ
いかがだったでしょうか
大事なのは、ピラミッドで考え、自分の意見を言い切ること
慣れないうちは、なかなか3つの根拠が思い浮かばなかったり、結論と根拠に整合性が取れていなかったりと苦労すると思います。
しかし、コミュニケーションをとる上で、自分のためにも、相手のためにも”伝わる”努力をすること、それこそが何より大事なことなのかな。
以上!締まらない形ですが、
今回は、1分で話せ②のレビュー記事でした!
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▽今日の確認クイズ▽
今回の学びの中で、スムーズに相手に”伝わる”ための手段として紹介した方法はどれか?
- 感覚的な説明だけで終わらせる
- 結論だけを伝える
- ピラミッドで考える
- 思いついたことをどんどん言う
正解!
不正解…
正解はピラミッドで考えるです。
問題に戻る
結論と根拠。このピラミッドがあなたの伝達力向上に大きな恩恵をもたらす…。