DCA(デジタルコンテンツアセッサ)は一般社団法人インターネットコンテンツ審査・監視機構(略称 I-ROI)が2013年に開発した民間資格です。合格率などは公表されていませんが、実際に2級を合格した私はネット情報系資格の中でも簡単に取得できる難易度だと感じました。
- ネットリテラシーを学ぶことができる。
- 2013年にできた比較的新しい資格。
- 3級は簡単に取得できる。2級は少し知識が必要。
デジタルコンテンツアセッサ2級の難易度は
結論: 簡単です。
デジタルコンテンツアセッサは最近できたばかりの資格。合格取得率などの十分なデータが公開されていないので、ここからは私の感想を踏まえて解説していきます。
今回私が合格したのは2級と3級。
合格すると、立派な資格認定証明書をもらえます。
3級はカリキュラムに沿って受講すれば簡単に取得することができますが、
2級はある程度の知識が必要となります。
公式からデジタルコンテンツアセッサ(DCA)資格取得のテキストが出版されているので、こちらを活用して勉強するのがオススメです。
公式テキストに掲載されている20問の演習問題を繰り返し学習しましょう。
解答の意味と、選択肢の内容を理解できるようになったなら2級合格もまもなくです。
そもそもDCAって何?
ネット情報を安全に利用できる証明になります。
DCAはたくさんの情報が混在するネット上で、情報を適切に利用したり、評価するための知識・能力を身に着けたことを証明する資格です。
以下の3つの領域を学ぶことができます。
- iコンプライアンス
- 肖像権、著作権、個人情報保護など
- インターネット&デジタルコンテンツテクノロジー
- 情報セキュリティなど
- ネットワークリテラシー
- 情報活用の実践力、情報の発信力など
デジタルコンテンツアセッサは1級~3級に区分が設定され、大学等の教育機関での科目認定での取得が主流となっています。
3級は当機構が企画しているeラーニング講座や、指定の学校で実施されている資格取得に向けたコースを受講すると資格取得申請が可能。
2級はI-ROIや該当の教育機関にて学習を進め、認定試験に合格すると取得できます。
該当する教育機関や詳しい情報については、公式HPにてパンフレットが配布されています。
DCAをとるメリット
ネット情報のリスクと正しい使い方を学ぶことができます。
DCAは、法が存在しないネット世界で正しく情報を扱える人材となるための資格です。
この資格を取得することは、近年話題のSNSを利用した迷惑行為の投稿。個人情報の流出、ネット依存やリベンジポルノなどのネット問題があふれる世の中で、安心安全にネットを利用できることの証明となります。
インターネットを活用した技術を活用する上でのリスクを承知した上で、ネットを正しく利用できる人材として就職活動でもアピールすることができます。
DCAの他にどんな試験がある?
ITパスポート
IT初心者でも、合格しやすい国家資格だよ
ITを利用するすべての人が身に着けるべきITに関する基礎的な知識を証明する国家資格で、近年では年間20万人が受験する人気資格です。
IT知識の豊富な人材はIT企業にだけ必要にされるわけではありません。私たちのまわりには、コンピュータやインターネットを駆使した技術が常に存在しています。
今では業種・職種を問わずあらゆる企業や組織でITに関する基礎知識が必要であり、ITパスポートを取得することで、ITの基礎を理解している人材として一目おかれます。
IT未経験者でも十分に合格できるので、独学で情報系の国家資格を取得したい方におすすめです。
基本情報技術者資格
「ITエンジニアを志す方向けの登竜門」とよばれる国家資格です。
ITパスポートより専門的なことを学び、ITエンジニアとして基礎知識があることを証明できる資格です。近年は資格の取得を進める企業も増えて、IT系の就職活動や転職でも有利になります。
試験は午前と午後の2構成。
取得難易度は高く合格率は2~3割です。その難易度からITパスポート取得者でも触らずにあきらめる人も多いですが、IT初心者でも十分に学習すれば独学でも取得できます。
ITパスポートで学んだ内容がそのまま役に立つので、ITパスポート取得後に挑戦すると、序盤からつまづかずに勉強しやすいです。
IT情報の知識をさらに深めたい方はこの資格を目指しましょう。