こんにちわ、ひのきです!
今回は心理学者、伊東明さんの著書【90秒で”相手の心をつかむ!”技術】を紹介します。
見知らぬ人とお互い「はじめまして」の緊張の初対面。
どうせなら、「いい人だったな」「また会いたいな」と思われたいですよね。
実は、好感を持たれる人が気を付けているポイントがあるんです!
▽こんな人に読んでほしい▽
この本の魅力
誰もが欲しがる、相手の心をつかむ技術。
この【90秒で”相手の心をつかむ!”技術】では、相手の心情心理をもとに、さまざまな場面で使えるテクニックや行動パターンが解説されています。
正直、はじめは胡散臭いと思うかもしれませんが、読んでいるうちに
「なるほど!これは使えそう!」となるものばかりでした。
特に、
出会って3秒で好印象を与える5大原則。
これには目を張るものがありました。
ここからは、この本で特になるほど!って感心した点を3つ紹介します。
- 相手のふところに深く入り込む
- いつも誤解ばかりされる人の特徴
- 相手をひきこむ”質問力”強化の秘訣
①相手のふところに深く入り込む
「おっ、なんとなくこの人、自分と気が合うな」
こんな自分と”なんとなく”フィーリングが合うと感じる人いませんか?
そういう人とは自然と自分の心の扉が開いて素のままでいれるから、親近感も湧いてきます。
ここでポイントなのが、「なんとなくこの人が好きだ」と思ってもらうこと!
「生理的に無理ーー!」とは真逆です。
自分が発する『視覚』『聴覚』などの全身の感覚を、相手が心地よいと感じるか。
相手がゆっくり話すタイプだった。そんな相手に弁論で打ち負かすかのようなマシンガントークを披露する人には心地よさは感じないことでしょう。
相手に合わせて自分の行動を変えてみると自然と『相手の心地よさ』に繋がります。
②いつも誤解ばかりさせる人の特徴
自分ではリラックスしてるはずなのに、他人から
「怒ってる?」
なんて言われた経験ありませんか?
自分は決してわざとじゃないのに、気持ちや意図を誤解されてしまう。
実はその原因のほとんどが、
言葉の内容と「自分の態度が合っていない」という矛盾が発生しているから。
人の印象は、体が発する様々な情報をもとにつくられています。
それは態度だったり、表情、視線の使いかた、話し方のリズム、手の仕草など構成する要素は様々。
特に、男性がやりがいな腕組みは相手に威圧感を与えかないので注意しましょう。
言葉より態度が重要ってホント?
目の前に友達を思い浮かべてみましょう。
向かって腕を組んで、眉間にしわを寄せながら、頑固おやじみたいに
私はあなたが大好きです❤
って、言ってみてください。
1mmも愛の言葉が伝わらない悲しい結果になったでしょうか?
言葉より、態度がいかに重要かが分かったと思います。
対面コミュニケーションにおいて、外見、声の調子、言葉のどれかが矛盾しているとき、人は相手の仕草の伝えるメッセージのほうを信用するんです。
自分でも無意識にイライラしているときなど、顔にでていることがあるので、人と話すときは自分が相手を不快にさせる態度をしていないか再チェックが必要ですね。
③相手をひきこむ”質問力”強化の秘訣
この相手は逃したくないと思える、あなたの心を打ちぬく素敵な人に偶然出くわしたとき、あんたはどんな言葉で会話を広げますか?
この本では、具体的にオープンクエスチョンを使った会話の作法が紹介されています。
オープンクエスチョンとは簡単に言うと、相手に説明を求める質問のこと。
オープンクエスチョンの逆は「はい」「いいえ」で答えられる質問になります。
会話はキャッチボールとよく言われます。
いい球を投げれば、相手も受け止めやすく、再度投げ返してもらえることで会話が長く続きます。
オープンクエスチョンは6つの疑問詞で表現されます。
- いつ 「昔から、お好きなんですか?」
- どこで 「どこに遊びに行ったんですか?」
- 誰と、(誰が) 「誰かと一緒に行ったんですか?」
- 何を 「ほかにどんなことしたんですか?」
- なぜ 「そこに決めた、決め手はなんだったんですか?」
- どうやって 「何に乗って、お出かけしたんですか?」
まるで英語の5W1Hみたいです。
相手が話してくれるよう、興味がありそうな質問を考えて、話を引き出すってことですね。
本では、さらにここから気持ちの持ちかたや、どこでも通用する万能の質問などが紹介されています。
文中に具体例として描かれるナンパに失敗する男の例が、ベタなんだけど、自分もやらかしてしまいそうで妙に心に教訓として残ります(TT)
まとめ
人の印象って外見だけじゃなくて、話し方など体全体の行動で決められてしまいます。
自分では意識してなくても、あなたの些細な仕草が自分のイメージを下げているかも…
普段、自分が周りにどんな印象を与えているのか考えるきっかけとなる本でした。
この本では、
- 相性の良し悪しを判断する感性の3タイプの見分け方
- どんな相手も攻略できる”似た者同士”という心理テクニック
など、数々の心理学的な実験から導かれた好かれるためのテクニックが紹介されています。
なんでこんな簡単なのに今までやってこなかったんだろう…なんて考えてしまう行動が山盛りで、おどろきの連続でした(笑)
人間関係をうまくいかせるノウハウいっぱいの本書、
気になった方は下のリンクから一度手に取ってみてくださいね!