自分の中の『もう1人の自分』
味方になるか敵になるかはあなた次第
こんにちは!
ひのきですっ🌲
今回紹介するのは、
世界40カ国以上で刊行!名だたる著名人、メディアがこぞって絶賛した、全米ベストセラー書籍
『Chatter(チャッター)』
「頭の中のひとりごと」をコントロールし、最良の行動を導くための26の方法
頭の中で生まれる無数の「独り言」
時としてその言葉は自分に牙を向けてくる
- 「なぜあの時、あんなことを言ってしまったのか」
- 「自分にはムリ…できっこない…」
- 「この選択で本当に正しいだろうか」
集中力を失い、正しい判断すらできなくなったとき、自分自身をコントロールし、心のもう一人の自分を味方に変える方法とは?!
その真相がここに!!
▽こんな人に読んでほしい▽
この本の魅力
少~し視点を変える
それだけで気持ちがスッと楽になります
本のジャンル : メンタル向上
詳 細 : 自分との向き合い方、考え方
『Chatter』とは
~Chatterとは~
自分の行動や、物事を考えるときに生まれる、ネガティブな思考のこと
もっと、かいつまんで言うと「ネガティブな思考をもった、頭の中の独り言」
別名: 『内なる声』
目の前に、50円で買える自販機ドリンクがあると想像してみてください
「安!!」
という風に、頭の中で言葉が浮かんだんじゃないでしょうか
私たちの脳内は日常生活で意識せずとも、無意識に言葉を使って物事を整理しています
ある研究によれば、私たちの独り言のスピードは、1分間に4000語に匹敵するそう
そんな無意識の独り言は時として、ネガティブな思考として私たちの前に立ちはだかり、不安やストレスを招き、判断を鈍らせるのです
それこそが『Chatter』
本書では、Chatterに関わる様々な捉え方が事細かに描かれています
本の読みやすさ
翻訳本あるあるなんですが、言い回しや表現の仕方が少し難解で、読むのに少し根気がいる部分もありましたが、地道に読み進め無事読破
実際に世界で行われた実験や、Chatterに関する実例をもとに、Chatterへの対処法や、脳の働きかたについて詳細に記されています
内容が難しそうだから…と、逃げたらもったいない!!
読んで99.8%後悔しません
巻末に本書の内容を簡潔に書かれたまとめの章があるので、さ~っと一通り読んだ後、まとめを見ながら各章を振り返ることで、頭にスーッと入ってくるので安心して下さい
本の感想
肝心の本の感想ですが、
まさにぼくが求めていたといっても過言ではない!
自分でも考えすぎなんじゃないかと思うほど、慎重に物事を判断してしまうぼくの性格上、頭の中はつねに独り言でいっぱい
やってみなきゃわからないのに、「うまくいかなかったらどうしよう」「もし相手の機嫌を損ねたらどうしよう」とネガティブな思考ばかりで頭が埋め尽くされパンクすることも多々あります
- 『過去』の失敗、悲しみ、失態…
- 「あのとき…なんで…」と、自分を責める声
- 穴が合ったら入りたいほど恥ずかしい思い出のフラッシュバック
ふとした瞬間に脳内を駆け巡る脳内のネガティブな独り言=Chatterと、どう共存していくか
すなわち、自分自身との向き合い方
他人に相談しにくい『脳内の独り言』との向き合い方が描かれています
自分の弱点である『心の弱さ』を克服してくれるかのような本書は、まさに救世主のようでした(笑)
もし、この本をオススメするとしたら
- 考えすぎ
- メンタルが弱い
- 空気を読んで遠慮しがち
自分の気持ちを抑え込んでしまいがちな人にこそ読んでほしい!
一人称を変える
あなたが頭に浮かぶ不安やプレッシャーに悩みを抱えているなら、ぜひやってみてほしい
今すぐにできて、驚くべき効果を発揮するその手法は、
一人称を変える
え、それだけ???
そうです。たったこれだけなのに効果はあるんです
一人称が私でも、ぼくでも、あたしでも普段自分が使っている会話の主語を少し変えてみましょう
具体的に変える内容を次のセクションから紹介していきます
最初はウソだと思うけど、ぜひあなたにもやってみてほしい
些細なことでも、チャッターの脅威はどうとでもなるということを実感できるだろうから
一人称”みんな”
今の状をを主語を”みんな”に変えて説明するだけ
- 大丈夫、みんな同じ経験をしてる
- みんな、朝から晩まで忙しい日々を送っている
- こんなに苦しい思いをしているのは、みんなも一緒だ
簡単に言うと経験の一般化
自分が経験したことは、自分だけでなく誰もが経験していること
たったこれだけで孤独感がやわらぎ、ほかの人も同じような経験をしていると共感できることで、あっという間に冷静になれる
自分だけが苦い思いをしている…と言う視野の狭い状態を脱することができる
他の人にできるなら、自分もできるはず!
きっと、気持ちも前向きに変わり、ずいぶんと楽になるはず!
一人称”○○”
普段、自分のことをなんて読んでいますか?
私、ぼく、あたし、俺、年を重ねるにつれ、恥ずかしさや社会的地位から一人称を変えた人も少なくないでしょう
実は、「私(俺なども含む)」の代わりに自分の名前を使うと、不安やリスク認識の低下の効果があることが実験で確認されている
- 大丈夫、○○ならキッとできる
- 焦るな○○、誰だって緊張するさ
- さすが○○!
〇〇に自分の名前を入れて、脳内再生してみよう!
ストレスのかかる状況について、より前向きな思考を生み出してくれる
その結果、「君ならできる!」という激励のアドバイスを自ら作り出すことができるのだ
自分からのエールは何よりも勇気づけられるだろう
わざわざ口に出す必要はない、ただ脳内で考えていることに自分の名前を当てはめてみるだけ
更に、自分の名前を口に主語にすることで、自分を俯瞰して物事を捉えやすくなり、結果として冷静な判断ができる
ぜひ試合前や、テスト前、プレゼン前など大事な場面で試してみてほしい
実際にやってみたら、不安がウソだったかのように吹き飛んだから!!
まとめ
Chatterはあなたの心の中にもひそんでいます
Chatterに吞まれないためには、すこ~しだけ視点を広くもつこと
たったそれだけでも、冷静かつ前向きな思考を手にすることができる
自分の些細な思い込みや、感じ方次第で生き方って楽になるってヒシヒシと実感しました
もっと早くこの本と出会いたかったな
本書では、他にも
思い込み(プラセボ効果)による生み出される驚きの効果
宗教や儀式、ルーティーンとChatterとの深い関係
など興味そそられる内容がめじろ押し
気になった方は下のリンクからポチってみてくださいね!
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次はどんな本と出会えるかな?